自由研究part9
今回は前回の流れで、
『トリートメント』
についてのお話です⭐️⭐️
まず、
トリートメント…
(デジタル大辞泉より)
手当、治療、特に傷んだ髪の手入れ
(毛髪用語集より)
キューティクルを整え、なめらかな髪を保つ。また、傷んだ頭髪に染み込み、内部から補修、表面をコーティングして保護する働きがある。
(大辞林 第3版より)
手入れすること、手当てすること、特に髪の手入れ
…だそうです。言葉の意味からしてもやはり髪の毛に対して使う言葉のようですね(*゚▽゚*)
テレビのCMでもよく耳にします。
でも実際何でできているのでしょうか?
大雑把に言うとこちら↓
なんとなく、シャンプーの構成成分に似ているような…
こちらがシャンプーの構成成分です⭐️
ぞ、増粘剤しか違わない…(*゚▽゚*)??
…
そんなことはありません、香料、防腐剤はほぼ同じですが(╹◡╹)
1番ちがうのはまず、界面活性剤です⭐️
シャンプーの時はアニオン界面活性剤、両性界面活性剤と出てきました(親水基が−もしくは+−両方のイオンを持つ)
覚えていますか?前回の記事⭐️笑
わからない場合は自由研究part7.8に戻ってみましょう(╹◡╹)
んで、
トリートメントの場合はこの
親水基が+イオンとなっている、カチオン界面活性剤と言うものが使われております。
そこが1番の違いといっても良いくらいです(*゚▽゚*)
そう、勘の良い方は気づいたかもしれませんが、こうなるのです↓
- 親水基は毛髪の、−イオン部分に強く結合する効果がある
- 親水基は、水分を強くつなぎとめる効果がある(静電気防止)
- 親油基は油と同じで、毛髪に結合すると同時に油分が薄くつく(油の膜で覆われた様になる)
要するに、
柔らかくしっとりする。
と言うことです⭐️
特に最近は、毛髪の表面ケアの機能を持たせているものが多く、リンス、コンディショナーの、使用頻度が少なくなりつつもあります。
ですが、ハイダメージや、髪質によっては、
トリートメント後にコンディショニング成分など補うと、より、健康毛に近い質感になると思います。
(あくまでも、その時だけ…ですが_:(´ཀ`」 ∠):)
カチオン界面活性剤以外にも、
- クリーム基剤
- ノニオン界面活性剤
- 油性、脂性成分
- シリコーン、高分子ポリマー
- 加水分解タンパク、アミノ酸成分
- ph調整剤
などありますが、こちらは、また気が向いたら書くと思います(*゚▽゚*)
んー、シリコーンについては、早めに書いて行こうと思いますが…
では(*゚▽゚*)
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